パイナップルに含まれている酵素には、たんぱく質を分解する働きあり

パイナップル

 

こんにちは!断食道場SHOPです。

 

暑い季節が近づくと恋しくなるのがトロピカルフルーツ

 

最近はさまざまな種類のものを気軽に買えるようになりましたが、最もなじみ深いものの一つがパイナップルです。

 

そこで今回は、パイナップルに関する知識や栄養、有効成分についてご紹介します。

 

パイナップルの基礎知識

パイナップル

 

パイナップルは英語でPineapple(パインアップル)。「パイン」は「松」という意味で、見た目が松ぼっくりに似ていることに由来しています。

 

原産地はブラジルで、原住民によって栽培されていたものがコロンブスの探検隊によって発見され、世界中に広まりました。

 

日本にも1800年代には伝わっていたという記録があり、外国産のフルーツとしては非常に古くから栽培されていると言えます。現在日本ではタイやフィリピンで生産されたものが多く出回っています。沖縄でも栽培が盛んです。

 

美味しいパイナップルを選ぶポイントは、まずは香り。お尻の部分を嗅いでみて、甘い美味しそうな香りがするものがおススメです。

 

また、硬すぎず柔らかすぎずちょうどいい硬さのもの、葉の色がきれいでシャキッとしているものなどもちょうどよく熟していることを表しています。

 

パイナップルは買ってきてから追熟させることが難しいので、ちょうどよく熟したものを選び、できるだけ早く食べるようにしましょう。

 

パイナップルにはお肉を柔らかくする酵素が含まれている!

パイナップル

それでは、パイナップルに含まれている栄養素についてご紹介します。

 

ビタミンC

美肌効果や免疫力を高める効果があります。

 

クエン酸

疲労の原因物質を分解するので、疲労回復効果があります。

 

食物繊維

便通を良くします。血液さらさら効果もあり、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病にも効果があります。

 

たんぱく質分解酵素

ブロメリンというたんぱく質分解酵素を多く含み、消化を助けます。ブロメリンは、「お肉を柔らかくする酵素」ということでも知られています。

 

生の肉をすりおろしたパイナップルに漬けこんでから調理すると柔らかく仕上がります。

 

また、ブロメリンはゼラチンのたんぱく質も分解してしまうので、生のパイナップルでゼリーを作ることはできません。しかし、ブロメリンは60℃以上の熱を加えると死活するので、加熱したパイナップルや缶詰のパイナップルではこれらの酵素はありません。

 

酢豚などの料理に生のパイナップルを加える時は、最後に加えてすぐに火からおろすようにしましょう。

 

パイナップルの上手な切り方

パイナップル

 

丸ごとのパイナップルを、どうやって食べたらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

簡単な切り方をご説明します。

パイナップルの切り方

1.ヘタ(葉)とお尻の部分を切り落とします。
2.縦に半分に切ります。
3.さらに縦に半分に切り、1/4カットにします。
4.芯の部分を削ぎ落します。
5.皮を削ぎ取ります。
6.端から食べやすい薄さにカットします。

 

それでも切るのが面倒だという方には、「スナックパイン」もおススメ。簡単に手でちぎって食べることができ、芯まで美味しくいただけます。

 

疲労回復に効果のあるパイナップルは、スポーツやハイキングなどのお供にも最適!美肌効果や整腸効果など、女性に嬉しい作用もポイントです。

 

デザートとして食べるだけでなく、料理にも積極的に取り入れていきたいですね。