玄米にはダイエットやアンチエイジング効果あり!豊富な栄養素も紹介

稲穂

最近、玄米には嬉しい効果があると話題ですよね。多くの女優・モデルさんが食べているということで、ますます注目度が高まってきています。

「でも、実際、玄米ってどんな効果があるの?」と玄米の効果がイマイチ分からないという方もきっと多いですよね。

ということで今回は

・玄米の効果
・そもそも玄米とは
・玄米を食べる時の注意点


の3つについてご紹介します。

読み終わるころには、「よし!玄米食べてみよう!」という気持ちがどんどん膨らんでいるはずです!

玄米の効果

玄米と梅干

人が生きていくために必要な5大栄養素があります。

体のエネルギー源であり体の組織をつくる働きをする「糖質脂質タンパク質」と、体の調子を整える働きをする「ビタミン・ミネラル」です。

ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいる玄米は、完全栄養食とも言われています。

完全栄養食としては、卵や餃子も有名ですよね。

そんな玄米を食べる習慣をつけると以下のような効果が期待できます。

ダイエット効果・肥満予防

玄米に含まれるビタミンB1が糖質の代謝を促し、食物繊維が余分な脂肪を排出、血糖値の上昇も抑えて太りにくい体づくりをサポートしてくれます。

白米よりも固く自然とよく噛むようになるので、少量で満腹感を得やすいことも玄米の魅力の一つです。

ゆっくりと消化されるため、腹持ちが良く、間食防止にも繋がります♪

ダイエット中に、炭水化物を食べたい方にはぜひオススメです!

美肌・アンチエイジング効果

同じく、玄米に含まれるビタミンB1には皮膚や粘膜の代謝を促し、肌荒れを防ぐ効果があると言われています。

睡眠の質を高めるマグネシウムもたっぷり入っているので、良い睡眠を取ることができ、美肌効果にも繋がります!

忙しい女優さんやモデルさんたちが玄米を食べる理由はここにあったのかもしれませんね。

便秘解消

玄米に含まれる食物繊維は水溶性・不溶性の2種類がバランスよく含まれているため、便秘解消に効果抜群!

特に不溶性食物繊維が便をかさ増しし、腸のぜん動運動を促進してくれます。

長年、便秘に悩んでいる方は一度、玄米を食べてみてはいかがでしょうか?

ストレス軽減・疲労回復

玄米で注目したいのが「GABA(ギャバ)」という栄養素。

最近では、この「GABA」が含まれたお菓子なども登場していますよね。

こちらの栄養素はなんと、イライラやストレス、疲れを軽減する作用があると言われています。

ストレス社会と言われる現代には、必要な栄養素ですね!

また ビタミンB1も疲労物質(乳酸)の代謝を促し、疲労回復をサポートしてくれます。

「最近、疲れやすい、ストレスを感じやすい…」という方には、玄米よりさらにGABAの含有量が高い「発芽玄米」もおすすめです。

白米よりは玄米、玄米よりは発芽玄米を食べて、ストレスフリーな生活を送りましょう♪

以上が玄米に期待される主な効果です。

健康を維持するための栄養とうれしい効果が盛りだくさんでしたね!

玄米とは?

玄米

名前だけは聞いたことのある「玄米」。でも、

「白米と玄米の違いって何?」

そう聞かれると、よく分からない…という方も多いと思います。

そもそも、白米と玄米はどちらも田んぼで育て稲刈りをし、その後、実の部分だけにしたものですよね。

これを籾(もみ)籾米と言います。

収穫当初の「もみ」の構造はこんな感じ

玄米の構造

と、ここまでは一緒。

この一番外側の もみ殻 のみを除去したものが「玄米」です。

対して、私たちがいつも食べている 「白米」 とはもみ殻・ぬか・胚芽 を除去した胚乳のみの状態です。

つまり「白米」と「玄米」の違いは、「ぬか・胚芽があるかないか

白米にする際に、捨ててしまっている「ぬかと胚芽」。実はここにビタミン・ミネラル・食物繊維が、豊富に含まれていることをご存知でしたか?

現代の日本人はちょうど、この3つの栄養素が不足していると言われています。

これらは、炭水化物・タンパク質・脂質を代謝するために欠かせない栄養素です。

「ビタミン・ミネラル・食物繊維」を毎日色んな食品から摂取するのってなかなか難しいですよね。

しかし、主食を 白米 から 玄米 に変えるだけで、この3つの栄養素が一気に摂取できちゃいます!

具体的に、玄米には白米と比べて

ビタミンB1 約5倍
ビタミンE 約12倍
カリウム 約3.25倍
約4.5倍
マグネシウム 約6.7倍
食物繊維 約6倍

これだけの量の栄養素が含まれています。

ちょっとだけ玄米の素晴らしさがお分かりいただけましたか?玄米に含まれる栄養はまだまだこれだけではありません!

玄米を食べる時の注意点

玄米のおにぎり

早速食べたいところではありますが、玄米の効果を得るにはいくつか注意点も…

無農薬の玄米を選ぶ

先程、栄養素がたっぷり含まれているとお伝えした 胚芽とぬかですが、実はこの部分には残留農薬がたまりやすいと言われています。

玄米を安全においしく食べるためにも、できれば無農薬・無化学肥料栽培の玄米を選ぶようにしましょう。

玄米を炊くときはしっかりと浸水する

柔らかくふっくら炊くには6~8時間ほど浸水させる必要があります。

また、一部では玄米の発芽毒ともささやかれる「フィチン酸」「アブシジン酸」を無害化する作用もあるので、玄米を炊く際はしっかりと水に浸しておきましょう

さらにおいしく食べたい!という方には圧力鍋や玄米を炊く専用の炊飯器がおすすめです! 「なでしこ健康生活」の炊飯器は、玄米を発芽させて炊くことができる炊飯器ですよ♪

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玄米はよく噛んで食べる

玄米は白米よりも固いため、消化するのに時間がかかります。

消化器官の負担を少なくするためにも、よく噛んでから飲み込むようにしましょう。

また、細かく砕かれなかった玄米の皮がそのまま胃腸に流れ、胃の粘膜を傷つけてしまう可能性もあります。

そのため、胃腸が弱い方・胃腸の病気をお持ちの方は注意が必要です。

玄米は効果があるとしても食べすぎない

いくら体に良いとは言っても、食べすぎは良くありません。

玄米おにぎりのみと偏って食べるのではなく、味噌汁や旬の野菜を使ったおかずなどと一緒にバランスよく食べましょう

また、今まで三食白米を食べていた方が、急に三食玄米にすると胃腸に負担がかかってしまいます。

まずは1食だけを玄米にしたり、白米と玄米をまぜて炊いたり少しずつ玄米を毎日の食事に取り入れて行くことをおすすめします。

以上の注意点に気を付けて、安全に適量の玄米を食べましょう。

玄米の効果まとめ

玄米食

いかがでしたか?

玄米が健康に良い、ダイエットに良いと言われている理由が分かりましたね!

お通じの改善からストレス・疲労の軽減美肌効果まで玄米の効果には驚きを隠せません…

玄米の具体的な効果を知り、「玄米食べてみようかな」という方も、「玄米っておいしくなさそう」というイメージを持たれている方も

玄米と野菜を使ったヘルシーな料理のレストランやカフェが増えているので、ぜひそこで食べてみてください♪

きっと玄米のおいしさにハマってしまいますよ~!早速「玄米生活」を始めて、元気な心と体を手に入れましょう!